畳に「カビ」が生えてしまった場合はどうなりますか?
- 2023.3.13
- 汚損・破損
『大家として10年以上賃貸事業に関わってきた中で起こった、いろいろな保険事故やトラブル実例をご紹介させて頂きます。』
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前回は、『窓枠に「カビ」が生えてしまった場合はどうなりますか?』についてお話しました。
今回は、『畳に「カビ」が生えてしまった場合はどうなりますか?』についてお話しします。
賃貸物件には時々畳の部屋がありますが、畳の上にカーペットやマットを敷いている方は多いと思います。が、
お掃除はされてますか?
カーペットの下の掃除はしてますか?
みなさん、きっとお部屋の掃除をする時、カーペットの上は掃除機をかけたりしてると思いますが、カーペットの下のお掃除はしてますか?
ちょっとカーペットをめくってのぞいてみて下さい。
それから、畳の部屋の家具の下も家具を移動させてみてみて下さい。
冬でも夏でも「カビ」は生えます!!
湿度や温度そしてホコリなどが原因で、冬でも夏でもカビが生えやすくなります。
そしてこれから心配なのが「梅雨」時期です!
湿気による「カビ発生」の危険がありますよ!!
そのまま「カビ」を放置すると
カビは掃除したり換気するなどをして防ぐことができるものなので、
賃貸物件で、「カビ」が発生してることを大家さんに知らせなかったり、「カビ」を放置したことにより畳が変色したりしてしまった場合は、火災保険の補償の対象にならないケースがほとんどです。
まず「カビ」を発見したら
◉「エタノール」掃除
① エタノールをスプレー容器に入れ、カビ全体にエタノールを吹き付けて、20分程度置きます。
② 畳の目に詰まったカビは、歯ブラシを使ってかき出します。
③ 全てのカビを取り終わったら、もう一度エタノールを吹き付けます。雑巾で、畳の目に沿って乾拭きをして、完了です。
【注】部屋の中を換気する
【注】重曹水や酢は畳に染み込みカビを増やす原因になる
【注】塩素系漂白剤やアルカリ性洗剤を使うと畳が変色する
カビをそのまま放置すると
退去時に、通常の使用による損耗を超えると判断されると「原状回復費を支払う必要」も出てきますので、定期的な換気やお手入れをすることをお勧めします。
※契約している保険の適用可否については、保険会社に確認しましょう。
今回のポイント!
『畳のカビ掃除には「エタノール」が最適】』
賃貸物件を借りたときには、住まいの家財保険に加入することが大事ですね。
名古屋市を中心に、愛知県・岐阜県・三重県及び周辺エリアで、
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※あくまでも一例です。ご加入保険や事故状況などにより、実際の保険金お支払いの判定基準は複合的な要素を加味して判定されます。