賃貸マンションのお部屋で水漏れが発生!誰が直すの?(1)入居者の過失
『大家として10年以上賃貸事業に関わってきた中で起こった、いろいろな保険事故やトラブル実例をご紹介させて頂きます。』
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前回は、『畳に「カビ」が生えてしまった場合はどうなりますか?』についてお話しました。
今回は、
『賃貸マンションのお部屋で水漏れが発生!誰が直すの?
(1)入居者の過失:入居者が支払うケース』についてお話しします。
水漏れの【原因】によって誰が直すのか変わってきます。
先ず、賃貸マンションで水漏れ事故が起きた場合には、
最初に【原因】を特定しなければなりません。
【原因】は入居者の過失か?老朽化か?
【原因】によって、修理費や賠償は誰が負担するのかが変わってきます。
【原因】
(1)入居者の過失
(2)老朽化の場合
ですから、水漏れの原因調査は必ず必要になるのです。
(1)入居者の過失:入居者が支払います
・蛇口の閉め忘れ
・洗濯機の排水ホースが外れている、破損している
・無理な使い方で部品を破損させた
【入居者の対応手順】
①大家さん・管理会社と保険会社へ連絡する
②現況写真を残す
③大家さん・管理会社の指示で、階下の人へ連絡または訪問
④大家さん・階下の方への損害賠償
【保険でカバーできる損害】
◉「借家人賠償責任保険」大家さんに対する補償
※偶然の事故により、借りているお部屋の壁や床などに損害を与え修理が必要になった際、大家さんに対して補償をする保険です
◉「個人賠償責任保険」被害を与えた相手に対してのみ補償をする保険
※階下の部屋にまで水漏れ被害が及んでしまった場合 賠償責任を肩代わりしてくれる保険でです。自分自身の被害に対しては適用されませんのでご注意下さい。
※災保険の補償範囲によって、適用の可否や賠償金も変わってきますので、加入している保険内容を確認しておきましょう。
それから、
水漏れの原因調査費用は補償の対象外という事が多くみられます。
水漏れ予防として、日常の点検が大事でになってきますね。
※災保険の補償範囲によって、適用の可否や賠償金も変わってきますので、加入している保険内容を確認しておきましょう。
今回のポイント!
『水漏れの【原因】によって負担者が変わる』
賃貸物件を借りたときには、住まいの家財保険に加入することが大事ですね。
次回は、『(2)老朽化の場合』についてお話をしていきます。お楽しみに!
名古屋市を中心に、愛知県・岐阜県・三重県及び周辺エリアで、
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※あくまでも一例です。ご加入保険や事故状況などにより、実際の保険金お支払いの判定基準は複合的な要素を加味して判定されます。