【猫】病院に行く理由を、うまく説明できなかった日
病院に行こうか、そう思ったのは、
はっきりした異変があったからではありません。
ごはんは食べている。
歩き方も変じゃない。
鳴き声もいつも通り。
ただ、
「何かが違う気がする」
それだけでした。
受付で、
理由を聞かれたとき。
言葉が、うまく出てきませんでした。
「元気がない、というほどでもなくて」
「食欲は、あります」
「でも……」
自分で話しながら、
説得力がないと感じていました。
この程度で来るのは、
大げさなのかもしれない。
そう思うと、
声が小さくなります。
猫は、
不調を隠すことがある。
それは知っています。
だから行ったほうがいい、
という考えと、
説明できないなら様子見、
という考えが、
頭の中でぶつかっていました。
「理由を説明できない」
それだけで、
判断が止まってしまうことがある。
そのことに、
その日、気づきました。
結局、
その日は行きませんでした。
次の日も、
その次の日も、
大きな変化はありませんでした。
だから、
行かなかった判断は、
間違いではなかったのかもしれません。
それでも、
「あのとき、説明できなかった感覚」
だけは、
なぜか残りました。
猫の場合、
病院に行く理由を
言葉にしにくいことがあります。
はっきりした症状がなくても、
違和感だけがある。
その状態で行くのは、
勇気がいります。
説明できなかったのは、
判断が間違っていたからではなく、
状況が、言葉になる前だった
だけかもしれません。
あのときの迷いが、
正解だったかどうかは、
今も分かりません。
でも、
迷ったという事実だけは、
確かに残りました。
判断軸まとめページはこちら
※本品は医薬品ではありません。日常の健康管理を補助する栄養補助食品です。
※本記事は、ペットの健康に関する一般的な情報や考え方を提供することを目的としており、獣医師による診断・治療・処方・受診判断を代替するものではありません。
※ペットの体調や症状には個体差があり、同じ状態に見えても緊急性や対応が異なる場合があります。
※気になる症状や異変がある場合は、本記事の内容のみで判断せず、必ず獣医師へご相談ください。