動物行動学・環境と反応 2026年2月12日

【猫】固まっているとき、体の中では何が起きているか

動かない=安心、とは限らない

来客があったとき。
掃除機をかけたとき。
ペットホテルでキャリーを開けた瞬間。

猫が動かず、声も出さず、じっとしている。

落ち着いているように見える場面です。
しかし猫 固まる 理由を行動の構造から見ると、
別の説明ができます。

体は止まっていても、反応は止まっていない

強い刺激を受けたとき、
猫はまず動きを小さくします。

体を低くし、
呼吸を浅くし、
耳だけがわずかに動く。

外からは静かに見えても、
視線は動き、
音を拾い、
匂いを確かめています。

動かないのではなく、
次の行動を選ぶために情報を集めている時間です。

環境が変わると、意味が変わる

家では普通に歩き回る猫でも、
照明が強い場所、
音が反響する空間、
逃げ場の少ない配置では動きを減らします。

光、距離、匂い、人の数。
環境が変われば、反応も変わる。

猫 行動 意味を考えるとき、
元気かどうかだけでは足りません。

どんな刺激が入り、
どの順番で反応したのか。
そこを見ることで、
静けさの意味は具体的になります。

観察は、判断の前にある

静けさは、
安心か緊張かをすぐには教えてくれません。

けれど、
環境が変わったときの反応を比べていくと、
行動の輪郭は少しずつ見えてきます。

体が止まっているときほど、
環境とのやり取りは続いています。

見方が変われば、
行動の意味も変わります。

判断はその先にあります。


👉 判断軸まとめページはこちら

 

 

 

※本品は医薬品ではありません。日常の健康管理を補助する栄養補助食品です。
※本記事は、ペットの健康に関する一般的な情報や考え方を提供することを目的としており、獣医師による診断・治療・処方・受診判断を代替するものではありません。
※ペットの体調や症状には個体差があり、同じ状態に見えても緊急性や対応が異なる場合があります。
※気になる症状や異変がある場合は、本記事の内容のみで判断せず、必ず獣医師へご相談ください。