【猫】腎臓 数値の見方 SDMAとクレアチニンをどう理解するか
血液検査で
✅クレアチニンが高いと言われた
✅SDMAという項目を初めて見た
そう言われると、不安になりますよね。
数字ははっきりしています。
でも、数字だけでは全体は見えません。
このテーマでは、
腎臓に関わる数値を「どう受け止めるか」を整理します。
■ クレアチニンとは
クレアチニンは、
筋肉から出る老廃物です。
腎臓がうまく排出できなくなると、
血液中の値が上がります。
ただし注意点があります。
✅筋肉量が少ない猫では低めに出ることがある
✅脱水でも一時的に上がることがある
つまり、
一度の数値だけで結論は出ません。
■ SDMAとは
SDMAは、
より早い段階の腎機能の変化を反映しやすいとされる指標です。
クレアチニンよりも
筋肉量の影響を受けにくいといわれています。
そのため、
✅クレアチニンは正常
✅SDMAだけがやや上昇
というケースもあります。
ここで大切なのは、
慌てることではありません。
数値は「状態の一部」です。
■ 数字を見るときの基準
検査結果を受け取ったら、
次の視点で整理します。
✅前回と比べてどうか
✅急な変化か、緩やかな変化か
✅脱水はなかったか
✅体重は変わっていないか
例えば、
クレアチニンが少し上がっていても、
体重や飲水量が安定していれば、
経過観察という判断もあります。
逆に、
数値はわずかでも、
体重減少や多飲多尿が重なっている場合は
意味が変わります。
■ 数値は「点」、体は「流れ」
腎臓病のステージ分類も、
血液検査の数値を基準にします。
けれど、
ステージはラベルです。
大切なのは、
✅食欲
✅体重
✅水分摂取
✅排泄の状態
こうした日常の変化と
どう重なっているかです。
数字だけで判断しない。
全体を見る。
それが安心につながります。
検査結果を見て不安になったときこそ、
一度基準に戻ってください。
<猫の体調が気になるときの基準>迷ったら戻る健康の見方
異常かどうかではなく、
何が重なっているかを見る場所です。。
健康は、
問題が起きてから考えるものではありません。
ゆるやかな変化を、
ゆるやかなうちに整える。
そうした基礎づくりの一つとして、
お試しサイズで静かに確認するという方法もあります。