【猫】 腎不全 症状、初期から末期までの変化をどう見るか
猫の腎臓は、
年齢とともに少しずつ変化しやすい臓器です。
腎不全という言葉を聞くと不安になりますが、
多くは急激ではなく、
ゆるやかな変化として現れます。
大切なのは、
段階ごとの反応を落ち着いて見ることです。
【初期】気づきにくい変化
初期は、
具合が悪そうというより
少し変わったかなという程度です。
● 多飲多尿
目安として
✅以前より明らかに水の減りが早い
✅トイレの砂の塊が以前より大きい
✅1日に何度も大きな尿の塊ができる
という変化があります。
健康な猫の尿は濃く、
色もややしっかりしています。
腎機能が落ちると、
尿が薄くなり、色が水に近づくことがあります。
ここで重要なのは、
水を飲む量だけで判断しないこと。
✅体重はどうか
✅食欲は保たれているか
✅活動量は落ちていないか
重なりを見ることが基準になります。
【中期】全体のバランスが崩れ始める
老廃物の排出が追いつかなくなると、
全身に影響が出ます。
● 食欲の変化
✅今まで好きだったものを残す
✅匂いを嗅ぐが食べない
✅食べムラが増える
● 体重の減少
月に100〜200gの減少でも、
小型の猫では目立ちます。
背中を触ったとき、
以前より骨を感じる場合は要注意です。
● 毛づやの変化
✅毛がぱさつく
✅毛づくろいが減る
これは体力低下のサインでもあります。
【進行時】明らかな不調
ここまで来ると、
全体の元気が崩れます。
✅ 嘔吐の増加
✅明らかな元気消失
✅ぐったりする
✅歯ぐきが白っぽい
ここは迷わず受診の段階です。
■ 見落としやすい具体例
✅水の器を複数置いていて変化に気づかない
✅多頭飼いで誰の尿か分からない
✅体重を半年以上測っていない
腎臓の変化は、
急ではなく進むことが多いからこそ、
日常の数値が役立ちます。
理想は、
🔴月1回の体重測定
🔴飲水量のざっくり把握
🔴トイレの塊の大きさを見る
完璧でなくて構いません。
基準を持つことが大切です。
■ 腎不全という言葉に触れたら
水をよく飲むから腎不全、
痩せたから腎不全。
そう単純ではありません。
大切なのは、
✅単発か
✅継続か
✅重なりがあるか
この整理です。
迷ったときは、
判断を急がず視点を整えてください。。
<猫の体調が気になるときの基準>迷ったら戻る健康の見方
まずは全体を見る場所に戻る。
それが冷静さにつながります。
健康は、
問題が起きてから考えるものではありません。
ゆるやかな変化を、
ゆるやかなうちに整える。
そうした基礎づくりの一つとして、
お試しサイズで静かに確認するという方法もあります。